具体的には、ジョンソン氏は、新型コロナウイルス感染拡大によるロックダウン中に多くの与党議員が参加したパーティー「パーティーゲート」について英国議会で行った誤った発言について議員らの調査結果を受け、辞任した。
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この調査は労働党の有力議員が委員長を務めるが、委員会の議員の大半は保守党議員だ。元英国首相は辞任発表の中で、反対派が自分を排除しようとしていると非難した。 「少なくとも今のところは、議会を去るのは悲しい」と彼は語った。
ジョンソン前首相はまた、議員らが弾劾手続きを利用して首相の罷免を決意していることを明確に示す書簡を議会特権委員会から受け取ったと述べた。彼は調査委員会がこの措置を取ったのは政治的な思惑があるからだと非難した。 「私は、主張を裏付ける証拠も何もない一握りの人々によって追い出されている」と彼は語った。
ジョンソン氏は、自身を調査している委員会を「混乱した法廷」と呼んだ。 「彼らの意図は最初から、事実に関わらず私を有罪にすることだった」とジョンソン氏は語った。彼は自身の政治生命はまだ終わっていないかもしれないと示唆した。
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ジョンソン氏の辞任の決断は、下院で後任を決める特別選挙の引き金となり、来年予想される総選挙を前に与党保守党内の深い分裂が再び表面化することになる。
AP通信によると、委員会は6月12日に会合を開いて調査を終え、間もなく報告書を発表する予定だという。
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