イラスト:トゥアン・アン
過ぎ去った年の冬を思い出す
母は風邪をひいて畑から帰ってきた
フェンスの竹の板が風に揺れる。
しかし、私は母のレインコートの暖かさを感じました。
泥だらけの畑のカニのスープの匂いを認識するように
母が溝から急いで採ってきた野菜ミックスの匂い
薪の香りが母の手から漂う
その年、サウダウの花がポーチに白く散りました。
空の片隅の雲も白く涙を浮かべて、母を送り出している。
コウノトリの群れが一拍子でゆったりと飛ぶ
道の両側に香木が植えられている
心には風が吹いているのに、葉は揺れない。
冬の私の人生に母の光が忍び寄る
暖かい春の太陽の光の筋を一つずつ
私の家の柵からは広い地平線が広がる
地平線には常に母がいる
お寺では私の心はいつも母から離れません。
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