ポルトガルは民主同盟(AD)党首のルイス・モンテネグロ氏を新首相として迎えた。
ポルトガルの新首相ルイス・モンテネグロ。 (出典:EPA) |
3月20日夜、ポルトガル大統領府はプレスリリースを発表し、3月10日の総選挙でAD党が勝利したことを受けて、レベロ・デ・ソウザ大統領がルイス・モンテネグロ氏を首相に任命したと発表した。
ロイター通信は、モンテネグロ大統領は就任後に記者団に対し、3月28日にレベロ・デ・ソウザ大統領に閣僚名簿を提示し、4月2日に新政権が発足すると述べたと報じた。
新政府は10日以内に国会に活動計画を提出する必要がある。
3月10日に行われたポルトガルの総選挙では、国民議会の230議席のうちAD党が80議席を獲得し、続いて社会党が78議席、シェガ党が50議席を獲得した。
AD党は過半数政権を樹立するのに十分な議席を持っていないが、モンテネグロ氏は同党が単独で政権を運営する用意があり、チェガ党との連立交渉は行わないと繰り返し明言している。
51歳のモンテネグロ氏はベテラン弁護士で国会議員であり、2015年から政権を握っていたものの議会で過半数を獲得できなかった社会党のアントニオ・コスタ氏の後任となる。
昨年11月、コスタ首相はポルトガルのリチウム・水素プロジェクトの取り扱いにおける内閣の不正疑惑に関する調査の最中に辞任を発表した。
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