トルコはレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領の承認を得て、スウェーデンの北大西洋条約機構(NATO)加盟を正式に承認した。
2024年1月24日、アンカラで記者会見するトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領。 (出典:AFP) |
トルコ政府の官報レスミ・ガゼテは1月25日、エルドアン大統領がスウェーデンのNATO加盟議定書を承認し、トルコが軍事同盟へのスウェーデンの加盟を承認する手続きが正式に完了したと報じた。
これに先立ち、トルコ議会の外交委員会は2023年12月末にスウェーデンのNATO加盟申請を承認した。トルコ議会は1月23日にこの協定を批准することに投票し、20カ月の遅延の末、西側諸国の軍事同盟の拡大に対する大きな障害が取り除かれた。
AP通信によると、エルドアン大統領と米議会議員らは、トルコ政府がスウェーデンのNATO加盟申請を支持した理由を、トルコへのロッキード・マーティン社によるF-16戦闘機200億ドルの売却を議会が承認したことと関連付けた。
ジェフ・フレーク駐アンカラ米国大使は以前、ワシントンが正式な承認文書を受け取り次第、米国務省はF-16取引について直ちに米国議会に通知すると述べていた。
スウェーデンのウルフ・クリスターソン首相はソーシャルネットワークXで「トルコがスウェーデンのNATO加盟申請を承認したことを歓迎する」と表明した。我々は今、NATOの完全加盟への道において決定的な節目に到達した。」
「スウェーデンがNATO加盟国になるにはハンガリーの批准だけが残っている」とスウェーデンのトビアス・ビルストロム外相は付け加えた。
また1月25日、スウェーデンのウルフ・クリスターソン首相は、同盟への加盟申請やその他の二国間問題について協議するため、来週ブリュッセル(ベルギー)でハンガリーのヴィクトル・ウーバン首相と会談することを提案した。
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