325人を乗せたボーイング787-9ドリームライナーは早朝、ブラジル北東部のナタール空港に着陸予定を変更した。そこでは、10台以上の救急車が待機しており、40人の乗客を病院や診療所に搬送して軽傷や擦り傷の治療を行っていた。月曜日午後現在、11人が入院中である。
エア・ヨーロッパのボーイング787-9ドリームライナーが2023年2月21日、スペインのテルデにあるグラン・カナリア空港に着陸した。写真:REUTERS/Borja Suarez
負傷者の中にはスペイン、アルゼンチン、ウルグアイ、イスラエル、ボリビア、ドイツの国民が含まれていた。エア・ヨーロッパは、乗客を乗せてモンテビデオへの旅を続けるためマドリードから飛行機を派遣したと発表した。
乗客のマリエラ・ジョダルさんはソーシャルメディアで、激しい乱気流で多くの人が負傷したが、自分はシートベルトのおかげで無傷だったと述べた。彼女がシェアした画像には、壊れた天井パネル、露出したパイプや配線、ナタールの駐機場で待機している救急車などが写っていた。
5月初めには、シンガポール航空のボーイング777がロンドン発の飛行中に激しい乱気流に遭遇し、バンコクに緊急着陸を余儀なくされ、73歳の英国人男性が死亡、他の乗客と乗員数名が脳と脊髄を負傷した。 1週間後、ドーハ発アイルランド行きのカタール航空の飛行機で乱気流が発生し、12人が負傷した。
航空安全の専門家は、乗客はシートベルトの締め付けに注意を払わないことが多く、飛行機が予期せぬ乱気流に遭遇したときに危険につながると述べている。科学者らはまた、レーダーでは見えない乱気流が気候変動により悪化していると述べている。
2023年の調査によると、年間の乱気流の発生期間は1979年から2020年にかけて17%増加し、最も深刻なケースでは50%以上増加した。
月曜日の事故はボーイング機に関わる最新のもので、アラスカ航空が運航する737MAXの胴体パネルが吹き飛んだ1月の事故を受けて、同社は厳しい調査に直面している。これにより、2018年と2019年に同社のMAX型機が2度にわたって致命的な墜落事故を起こしたことを受けて精査されてきた同社の安全性と製造基準に対する懸念が高まっている。
カオ・フォン(CNA、AFP通信)
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出典: https://www.congluan.vn/them-mot-chuyen-bay-gap-nhieu-dong-hang-chuc-nguoi-bi-thuong-post301987.html
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