ロシア、4カ国にイラン核合意の再開を呼び掛け

ロシア連邦のウィーン駐在国際機関常駐代表、ミハイル・ウリヤノフ氏は、米国とE3グループ（フランス、ドイツ、英国）に対し、包括的共同行動計画（JCPOA）としても知られる2015年のイラン核合意に復帰するよう求めた。

ロシア連邦のウィーン国際機関常駐代表ミハイル・ウリヤノフ氏は、イラン核合意の復活の必要性を強調した。 （出典：TASS）

ウリヤノフ氏は国際原子力機関（IAEA）理事会の会合で、ロシアは米国とE3に対し、イランとIAEAの交流を妨げるのではなく、イランが合意を遵守するのに好ましい条件を作り出すJCPOAの回復に努力を集中するよう呼びかけると強調した。

イランは2015年7月に数か国と核合意に署名し、制裁解除と引き換えに核開発計画を制限した。

しかし、米国は2018年5月に合意から撤退し、イランに対する一方的な制裁を再び課し、イランはJCPOAにおける義務の一部を放棄せざるを得なくなった。

両国は2021年4月にオーストリア・ウィーンで合意の復活を開始した。両当事者は数回の交渉を重ねてきたが、2022年8月の直近の交渉終了以来、大きな進展は得られていない。

ソース: https://baoquocte.vn/nga-keu-goi-4-quoc-gia-noi-lai-thoa-thuan-hat-nhan-iran-251226.html