ニューヨーク・タイムズによると、ドナルド・トランプ次期米大統領と緊密な同盟関係にあるテクノロジー界の大富豪イーロン・マスク氏が、イランと米国間の緊張を緩和するため、イランのサイード・イラヴァニ国連大使と会談した。
イランのアラグチ外相は、他の関係国がこの問題に真剣であればイランは核協議に応じる用意があると述べた。 (出典:AP通信) |
同紙は匿名のイランの情報筋の話として、世界一の富豪とアミール・サイード・イラヴァニ大使との会談は「前向きなものだった」と伝えた。両者は11月11日に秘密の場所で1時間以上会談した。
もし確認されれば、この会談は、トランプ大統領がイランとの外交に真剣であり、米国共和党の多くの保守派議員や同盟国イスラエルをなだめるために強硬なアプローチを選ぶつもりがないことを示す早期の兆候となる可能性がある。
一方、今回の動きは、テスラやXのオーナーで億万長者のマスク氏の特別な影響力を改めて示すものとなるだろう。マスク氏はトランプ氏の傍らにほぼ常に同席し、次期米大統領と各国首脳との電話会談にも参加したとされる。
トランプ氏は大統領としての最初の任期中、前任者のバラク・オバマ大統領の下で交渉されたイランの核開発計画に関する合意を破棄し、代わりに他国にイラン産原油を買わないよう強制するなど「最大限の圧力」政策を追求した。
しかし、最近の選挙運動中、トランプ氏は外交的解決の余地を残すと発言したが、イスラエルとハマス運動との紛争と並行してイランへの軍事攻撃を命じたイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相を依然として公に支持していた。
同日、イランのアラグチ外相は、他の関係国がこの問題に真剣であればイランは核交渉に応じる用意があると発表した。
イラン外務省の発表によると、アラグチ氏はイランの首都テヘランを訪問中の国際原子力機関(IAEA)のラファエル・グロッシ事務局長と会談した後、この発言をした。
「我が国の核計画は平和利用の目的を持つと確信しているため、この機関との協力に問題はなく、今後も協力活動を継続できる。しかし、そのためには、他の関係国もそれぞれの義務と責任を果たす必要がある」とイラン外相は述べた。
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出典: https://baoquocte.vn/bat-tin-hieu-cach-tiep-can-moi-cua-ong-trump-iran-ra-dieu-kien-dam-phat-hat-nhan-293788.html
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