グリーンランドの指導者、トランプ大統領の発表を受けてデンマークからの独立を望む

グリーンランドのリーダー、ミュート・エゲデ氏はデンマークからの完全独立を目指す意欲を強調し、この北極圏の島の将来をめぐる見方に大きな変化が生じた。

「我々自身が行動を起こし、我々の未来を形作り、誰と緊密に協力し、誰を貿易相手にするかを決める時が来た」とグリーンランドのリーダー、エゲデ氏は述べた。

グリーンランドのリーダー、ミュート・エゲデ

「歴史と現状は、デンマークとの協力がまだ完全な平等を生み出していないことを示している。我が国が次のステップを踏む時が来ている。世界の他の国々と同様に、我々は植民地主義の足かせとも言える協力の障害を取り除き、前進するために努力しなければならない」とエゲデ氏は強調した。

エゲデ氏は、独立の決定はグリーンランドの人々に委ねられていると付け加えたが、投票がいつ行われるかについては言及しなかった。ロイター通信によると、グリーンランドの住民5万7000人のうち大半はデンマークからの完全分離を支持しているが、その時期や経済への潜在的影響については意見が分かれている。

トランプ大統領は米国の領土拡大を計画

エゲデ氏の演説は、ドナルド・トランプ次期米大統領がグリーンランドを「所有し、支配したい」と発言したことを受けて行われた。ロイター通信によると、グリーンランド政府はトランプ氏の島買収提案を2度拒否した。

「グリーンランドは我々のものだ。我々は売り物ではないし、これからも売り物にはならない。自由を求める長い闘いに負けるわけにはいかない」とグリーンランドの政府指導者エゲデ氏は断言した。

2009年、グリーンランドはより大きな自治権を獲得したが、防衛や外交など多くの面でデンマークに依存し続けた。

出典: https://thanhnien.vn/lanh-dao-greenland-muon-doc-lap-khoi-dan-mach-sau-tuyen-bo-cua-ong-trump-18525010409430741.htm