インドネシア汚職撲滅委員会委員長フィルリ・バフリ
ロイター通信は11月23日、インドネシア警察が、インドネシア汚職撲滅委員会(KPK)の委員長フィルリ・バフリ氏が汚職事件で恐喝や「リベート」を受け取った容疑者として扱われていると発表したと報じた。
インドネシア警察の元監察総監であるフィルリ氏は、汚職事件で先月逮捕された元農業大臣シャルル・ヤシン・リンポ氏に対する恐喝の容疑者である。
ジャカルタ警察当局のアデ・サフリ・シマンジュンタク氏は、KPK議長が恐喝事件の容疑者であると結論付けるのに十分な証拠があると述べた。それに応じて、「政府関係者」は2020年から2023年にかけて農業省から金銭をゆすった。
アデ氏はさらに、当局は2か所の捜索で74億ルピア(約1140億ベトナムドン)相当のシンガポールドルと米ドル建ての取引書類を押収したと付け加えた。
ファーリー氏はコメントの要請にすぐには応じなかった。この職員は現在逮捕されていない。容疑者とされる前の11月20日の記者会見で、同容疑者は「誰にも金銭を求めたことはないし、誰かと賄賂を交わしたこともない」と述べた。
ジョコ・ウィドド大統領は、フィルリ氏が容疑者とみなされていることについて問われると、「適正手続きが尊重されなければならない」と述べた。
フィルリ氏は2019年にKPKの議長に就任した。この汚職防止機関は2002年の設立以来、何百人もの政治家、役人、実業家を起訴してきた。
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