ブラジルの経済成長の主な原動力は国内需要の拡大です。 (出典:Wikipedia) |
ルラ・ダ・シルバ大統領はブラジル議会への報告書の中で、2024年のブラジルのGDP成長は環境保護や財政強化に関する経済政策と結びつくと強調した。
また、最低賃金や社会保障費の上昇による内需拡大が成長の主因であり、昨年から始まった金利引き下げサイクルも製造業の発展に寄与するだろう。
報告書の中で、ブラジル政府は、2024年の同国のインフレ率は中央銀行(BCB)が設定した上限の3%以内(±1.5%)になると予測した。
ブラジル地理統計研究所(IBGE)の報告によると、2023年の南米諸国の年間インフレ率は4.62%で、2020年以来の最低の数字となった。
IBGEは、ブラジルのインフレの主な原因のいくつかは、医療費や住宅費の支出に加え、交通費の高騰にあると指摘している。
一方、農業生産の著しい成長により、同国の供給は拡大し、国内の食料価格の抑制に貢献している。
* 同じく2月5日、経済協力開発機構(OECD)は報告書を発表し、今年のブラジルの経済成長率の予測を1.8%に据え置いた。
OECDの予測は、国際通貨基金(IMF)による同国のGDP成長率の推定よりも楽観的だ。
先週、IMFはラテンアメリカ最大の経済大国のGDPが2024年に1.7%成長すると予測した。
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