紅海での緊張が高まる中、各国は同海域を通過する船舶の海上安全を守るための解決策を模索し続けている。
ドイツの駆逐艦ヘッセンが2月1日から紅海に向けて出航する。(出典:マリタイム・エグゼクティブ) |
ロイター通信は1月14日、ドイツが紅海の航路を守る欧州連合(EU)の海軍任務に参加する見通しだと報じた。
ドイツ議会防衛委員会の委員長マリア・アグネス・シュトラック・ツィンメルマン氏は、この任務の目的はEUのフリゲート艦が海峡を通過する商船を守ることだと述べた。
以前、シュトラック=ツィンメルマン氏はヴェルト・アム・ゾンターク紙に対し、ドイツの駆逐艦ヘッセンが2月1日から紅海に向けて出航すると述べた。EU外相らは1月にこの計画を承認する予定だ。
現在、世界で最も重要な水路の一つであるスエズ運河を通過する船舶がイエメンのフーシ派勢力から絶えず攻撃を受けているため、運河の交通はほぼ麻痺している。
一方、韓国国防省は1月15日、紅海の主要航路をめぐる緊張が高まる中、同国が紅海での貨物船の安全な航行を確保するためのさまざまな措置を検討していると発表した。
国防省のチョン・ハギュ報道官は定例記者会見で、「国防省は全力を尽くしている。さまざまな要素を考慮し、支援策を検討している」と述べた。
韓国の300人からなる清海部隊は、民間船舶の護衛や海賊対処作戦を含む海上安全保障任務を遂行するため、アデン湾とその周辺海域で活動している。
先週、韓国と他の9カ国は、紅海での継続的な攻撃への報復として、イエメンのイラン支援フーシ派勢力に対する米国と英国による精密攻撃を支持する共同声明を発表した。
[広告2]
ソース
コメント (0)