6月3日にアイオワ州で行われたイベントに出席したマイク・ペンス氏。
CNNの報道によると、マイク・ペンス氏は6月7日に公開された立候補表明ビデオの中で、同日夜にアイオワ州で行われた選挙運動開始演説の前に、自身をロナルド・レーガン時代の共和党員であり、アメリカを保守主義の原則に戻そうとしていると表現した。
「傍観者でいるのは簡単だろうが、私はそういう風に育ったわけではない。だからこそ、今日、神と家族の前で、私は合衆国大統領に立候補することを発表する」と、インディアナ州知事で上院議員を6期務めたペンス氏は、CNNによると、2分半のビデオの中で述べた。
2024年の米国大統領選挙でトランプ氏と対決し勝利を収めた元「副大統領」ペンス氏にどれだけのチャンスがあるだろうか?
ペンス氏は、2024年の米大統領選への出馬を表明することで、この選挙戦で共和党の有力候補である「古い上司」ドナルド・トランプ前大統領に挑戦する米国近代史初の副大統領という特別な立場に自らを置くことになる。
ペンス氏はトランプ氏への忠誠心にもかかわらず、2020年の選挙結果を拒否することを拒否して前大統領と決別し、2021年1月6日にジョー・バイデン氏の同選挙での勝利の認定を主導した。トランプ支持者の暴徒が議事堂を襲撃し、一部は元副大統領を「絞首刑」にするよう要求した。
動画ではトランプ氏については一切触れられておらず、前大統領の画像も登場しないが、ペンス氏は「時代が変わればリーダーシップも変わる」と述べた。しかしペンス氏はバイデン大統領を名指しで批判し、現ホワイトハウスの大統領と極左派が「内外ともにアメリカを弱体化させた」と述べた。
「我々はこの国を取り戻すことができる。国家と国境を守ることができる。経済を再生させ、均衡財政への道に国を戻し、自由を守り、アメリカに新たな人生のスタートを与えることができる」とペンス氏は語った。
このビデオは、ペンス氏が6月5日に連邦選挙委員会に立候補届を提出した後に公開された。ペンス氏は6月7日、2024年に共和党予備選が最初に行われる州の一つで、党の指名獲得に重要な要素になるとペンス氏の陣営が考えているアイオワ州で正式に選挙活動を開始する予定だ。ペンス氏はまた、6月7日夜にアイオワ州でCNNが主催する公開イベントにも参加する予定だ。
同日、ニュージャージー州元知事のクリス・クリスティ氏が2024年大統領選挙への出馬を発表した。ノースダコタ州知事のダグ・バーグム氏も同日、出馬を発表する予定だ。両者とも共和党の候補者だ。
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