スペイン議会での式典は彼女の成人を記念するもので、彼女は父であるフェリペ6世国王にこれ以上息子がいない限り、彼の後を継いで女王となることになる。将来、レオノール王女は父であるフェリペ6世国王の後を継いで王位に就き、ヨーロッパで最年少の将来の女王となる予定だ。
ウェールズで学び、8月からスペインで3年間の軍事訓練を開始したレオノール王女は、法律を遵守し、国民と地域の権利を尊重し、国王に忠誠を誓った。
スペインのレオノール王女が、2023年10月31日、スペインのマドリードにある議会で憲法制定宣誓を行うため到着。写真：ロイター
彼女がスペイン議会に入場し、テレビで生中継された式典で宣誓する様子を、ほとんどの閣僚や地方指導者らが見守った。
2022年のシナプティカ世論調査によると、スペイン人の51.6%が共和国になることを望み、34.6%が王政を望んでいるが、1年前の別の世論調査では55.3%が王政を支持しているという結果が出ている。
国営社会学研究センターは、父国王フアン・カルロス1世の退位に伴いフェリペ6世が王位に就いた翌年の2015年、国民に国王を評価するよう求めるのをやめた。
元国王フアン・カルロス氏も火曜日の式典には出席しなかった。彼はサウジアラビアでの商取引に関連した不正金融疑惑の捜査の最中、2020年にスペインを離れ、現在はアブダビに住んでいる。その後、証拠不十分と時効のため捜査は打ち切られた。
マイ・アン（ロイター通信による）
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