(CLO)ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ロシアとの戦争に対する外交的解決を主張しており、その中には、ウクライナがNATO軍事同盟に加盟するまで外国軍を国内に配備するという考えも含まれている。
ゼレンスキー大統領は12月9日、キエフで記者団に対し、「ウクライナは誰よりもこの戦争の終結を望んでいる。外交的解決がより多くの命を救うことは間違いない。我々は本当にそれを望んでいる」と述べた。
ゼレンスキー大統領が12月9日にドイツの野党指導者フリードリヒ・メルツ氏と行った共同記者会見で述べた内容は、特にドナルド・トランプ次期米大統領が1月20日に就任する準備を進める中、キエフが交渉にますます前向きになっていることを示した。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領。写真:ロイター
ゼレンスキー大統領の報道官セルヒー・ニキフォロフ氏はその後、ウクライナは交渉と戦場の両方で強固な姿勢を打ち出すことを目指し、米国とともに最大限の支援を保証できる主要な欧州同盟国との12月の会談を準備していると述べた。
ウクライナの指導者は、ドイツの次期首相候補の最有力者であるメルツ氏から強力な支持を受けた。
ゼレンスキー氏はこれに先立ちパリで行われたドナルド・トランプ次期米大統領とエマニュエル・マクロン仏大統領との会談で、戦争の境界線を「凍結」することについて協議した。ロシアは2022年に紛争が勃発して以来、ウクライナ領土の約5分の1を支配している。
ゼレンスキー氏は12月9日の記者会見で、ウクライナがNATOに加盟しない場合には同国の安全を確保するため、複数の国の軍隊をウクライナ領内に配備すべきという考えにも言及した。
NATO加盟の招待を獲得するために懸命に戦ってきたウクライナは、戦争中ずっと、現在の戦闘が終わった後に新たな紛争が勃発するのを防ぐため、安全保障の保証が必要だと強調してきた。
ロシアは、キエフのNATO加盟は容認できない安全保障上の脅威であるとみなし、ウクライナに対しNATO加盟の野望を断念するよう要求している。
ウクライナ大統領は記者団に対し、退任するジョー・バイデン米大統領と数日中に電話し、NATO加盟について協議したいと語った。
ホアイ・フオン(ロイター通信による)
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出典: https://www.congluan.vn/ong-zelenskyy-muon-quan-doi-nuoc-ngoai-den-ukraine-nhu-dieu-kien-dam-phan-hoa-binh-post324912.html
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