ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は12月9日、アルゼンチンの次期大統領ハビエル・ミレイ氏の就任式に出席するためブエノスアイレスに向かっていることを確認した。
ウクライナのゼレンスキー大統領(左)は、アルゼンチンへ向かう途中、カーボベルデに立ち寄った際の写真を投稿した。 (出典:X/ヴォロディミル・ゼレンスキー) |
さらに、ゼレンスキー大統領はテレグラムチャンネルで、南米諸国への旅行中にカーボベルデを訪問し、ホスト国のホセ・ウリセス・デ・ピニャ・コレイア・エ・シルバ首相と会談したことを発表した。
ミレイ氏の就任式は12月10日(現地時間)に行われる。
ウクライナメディアは、ゼレンスキー大統領のアルゼンチン訪問は、キエフの欧州連合(EU)加盟に向けた取り組みをめぐる意見の相違を解決するため、同大統領とハンガリーのビクトル・オルバーン首相との会談を口実に行われる可能性があると推測した。
12月14日と15日にブリュッセル(ベルギー)で開催されるEU首脳会議では、ウクライナとモルドバとの加盟交渉を開始するかどうかが決定される。
EUの規定によれば、決定はEU加盟27カ国すべての合意を得た場合にのみ可決されるが、オルバーン首相は現段階でウクライナとの交渉開始に依然として反対の姿勢を崩していない。
先週、ウクライナ大統領首席補佐官のアンドリー・イェルマーク氏は、両国首脳の会談に適切な時期を調整しようとしていると述べた。
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