バイデン大統領(右)は4月10日、ホワイトハウスで岸田首相を出迎えた。
ロイター通信は4月10日、ジョー・バイデン米大統領がホワイトハウスで岸田文雄首相と会談し、両国は共同防衛協力に重点を置き、強固で拡大するパートナーシップをアピールしたい考えだと報じた。
首脳会談はホワイトハウスのサウスローンでの公式歓迎式典で始まり、その後両者はローズガーデンで非公開会談と共同記者会見を行った。
バイデン大統領は大統領執務室で双方が会談を始めるにあたり、「我々の同盟は歴史上かつてないほど強固なものであると断言する」と述べた。
ホワイトハウスの長官は、日本の首相がロシアのウクライナ軍事作戦に迅速に反対し、韓国との関係が改善したことを歓迎した。
「我々の関係はまさにグローバルなパートナーシップです。岸田首相、その点について感謝します。今、両国はかつてないほど強固な防衛パートナーシップとインド太平洋地域を構築しています」とバイデン大統領は述べた。
一方、岸田首相はホワイトハウス近くの桜の木は「日米友好の象徴」だと述べた。
岸田首相は「日本はグローバルパートナーとして、米国の友人たちと手を携え、インド太平洋と世界の課題への取り組みを共に主導していく」と述べた。
岸田首相は4月11日、米議会で演説し、バイデン大統領、フィリピンのフェルディナンド・マルコス・ジュニア大統領と合流する予定。 3者会議
米国と日本は、危機の際に日本軍との連携を強化するために在日米軍司令部施設を改修することなどを含む、防衛協力に関する約70の協定を締結している。
政府高官は、日本は今や米国の「完全なグローバルパートナー」であり、その影響力は自国地域をはるかに超えて欧州や中東にまで及んでいると語った。
ザ・ヒルによると、両首脳は4月10日午後(現地時間)に共同記者会見を開き、軍事・防衛装備の共同開発をさらに推進するための措置を発表する予定だ。
さらに、米当局者によると、両国は月面探査の共同ミッションや人工知能(AI)研究の協力プロジェクトを発表する予定だという。
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