4月14日、ロシアはセルビアがロシア製戦闘機の購入を拒否したことについて発言した。
フランスのダッソー・アビエーション社が製造したラファール多用途戦闘機。 (出典:ディフェンスポスト) |
4月14日、英国の日刊紙フィナンシャル・タイムズは、ウクライナ紛争と国際制裁のため、セルビアがロシアの戦闘機の購入を拒否したと報じた。
「地政学的状況により、たとえ望んだとしても、今はロシアから何も買うことができない」と匿名のセルビア当局者は認めた。
代わりにセルビアはフランスのダッソー・アビエーション・グループ製のラファール戦闘機を発注することを決定し、契約条件の90%に同意した。
ベオグラードは推定30億ユーロ(32億6000万ドル)相当の契約でラファール多用途戦闘機12機を受け取る予定だ。これはセルビア史上最大の武器購入契約となる。
同日、ロシア下院外交委員会第一副委員長アレクセイ・チェパ氏はこのニュースに反応し、セルビアの決定に同情を示し、ベオグラードの行動が二国間関係に影響を与えることはないと強調した。
「セルビアは戦略的な問題の一部を解決するためにこれらの戦闘機を購入するつもりだと理解している」と彼は述べた。しかし、セルビアは大きなプレッシャーにさらされており、明らかな理由からベオグラードに対して多くの脅威があることを考えると、ロシアと契約を結べばセルビアは大きな損失を被ることになるだろう。」
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