ロシアの安全保障会議副議長メドベージェフ氏は、西側諸国はウクライナの平和的解決など気にかけておらず、紛争から金儲けすることしか考えていないと非難した。
「西側諸国が、交渉のテーブルに着き和平交渉を始める機が熟したと推測しているという事実は、彼らがいかに狡猾であるかを示している。彼らはこれを望んでいるのではなく、軍事作戦を継続して金儲けしたいだけなのだ」とロシア安全保障会議のドミトリー・メドベージェフ副議長は8月16日に語った。
メドベージェフ氏は、ロシア軍が西側諸国からウクライナに供給された軍事装備を破壊することに「非常に成功した」と主張した。同氏はさらに、戦場での損失により、西側諸国は紛争の平和的解決を見出すために交渉のテーブルに戻らなければならないと頻繁に宣言するようになったと付け加えた。
「しかし、これはほんの一部に過ぎないことを忘れないでほしい。残りは、この紛争で金儲けをしている米国と欧州の防衛産業だ。彼らはウクライナに装備品を供給することで莫大な利益を上げている」と同氏は説明した。
ロシア安全保障会議副議長ドミトリー・メドベージェフ。写真: TASS
ロシア安全保障会議の副議長は先月、西側諸国がキエフへの武器供給を停止すれば、ウクライナ紛争は数日以内に終結する可能性があると述べた。メドベージェフ氏はウクライナ紛争について頻繁に厳しい発言をしており、ロシアが核兵器の使用を余儀なくされる可能性について繰り返し警告している。
メドベージェフ氏はまた、NATOがウクライナへの軍事支援を強化しているため、第三次世界大戦が近づいていると警告した。同氏はまた、NATOは紛争国を受け入れない方針であるため、ウクライナの紛争は永久に続く可能性があり、NATO加盟国になるのを妨げるだろうと述べた。
ゴック・アン( TASS通信による)
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