ロシア安全保障会議のドミトリー・メドベージェフ副議長は9月4日、長距離兵器がウクライナに移送された場合、モスクワはポーランド国境に緩衝地帯を設置することを含む報復措置を取らざるを得なくなるだろうと発表した。 [広告_1]
ロシア安全保障会議副議長ドミトリー・メドベージェフ。 (出典:TASS) |
タス通信はメドベージェフ大統領の発言として、ロシア領土の奥深くにある遠距離の標的を攻撃できる巡航ミサイルや弾道ミサイルなどの長距離攻撃兵器の脅威をロシアは無視できないと述べたと伝えた。
これらの長距離兵器システムがキエフに供給されれば、モスクワは安全保障を強化する措置を講じるだろう。その措置の一つは、管理区域を拡大し、緩衝地帯の設置を可能にすることだ。
同氏によれば、ウクライナとの国境にある緩衝地帯は、キエフの砲撃からロシアを守るために重要であり、その幅は東欧諸国が受け取る武器の種類によって決まるという。
ロシア安全保障会議の副議長は、「ウクライナが長距離攻撃手段を持ちたいのであれば、この緩衝地帯はポーランドまで延びていなければならない」と明言した。
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は6月、従軍記者との会談で、ロシア地域への爆撃が続く場合、モスクワはウクライナ領内に緩衝地帯を設置することを検討する可能性があると述べた。
一方、同日9月4日、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ロシア領土の奥深くにある軍事施設を攻撃するために長距離兵器を使用するには、米国、英国、フランス、ドイツの4カ国から許可を得る必要があると発表した。
同指導者は、4カ国がウクライナに長距離兵器を供給しており、また供給できると断言し、こうした攻撃によってロシア軍が「ウクライナ領土から撤退」することを期待している。
前日、ロイター通信は米国当局者の発言を引用し、ワシントンはキエフがロシア領土の奥深くを攻撃できるようにする長距離巡航ミサイル一式の移転を承認しようとしており、決定は今秋に下される見込みだと報じた。
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出典: https://baoquocte.vn/nga-noi-co-the-xuong-tay-den-tan-bien-gioi-ba-lan-neu-ukraine-co-vu-khi-tam-xa-kiev-dat-cuoc-vao-4-nuoc-285038.html
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