米フロリダ州選出のマット・ゲーツ下院議員は10月1日、CNNの「ステート・オブ・ザ・ユニオン」番組で、今後1週間以内にマッカーシー氏を打倒することを目指すと述べた。
「私は来週、マッカーシー委員長の解任動議を提出するつもりだ。この絆創膏を剥がす必要があると思う。信頼できる新しい指導者のもとで前進する必要があると思う」とゲーツ氏は述べた。
マット・ゲイツ下院議員
ゲーツ氏は、米下院の強硬派共和党議員20人以上の小グループ「下院自由議員連盟」の主要人物である。彼らは、大幅な支出削減なしに新たな連邦予算案を可決することを拒否し、米国政府を閉鎖の瀬戸際に追い込んだ人々だ。
マッカーシー氏が9月30日遅くに民主党と暫定予算で合意し、米国連邦政府の運営を現在の支出水準でさらに45日間維持することに合意したとき、このグループは激怒した。
「ケビン・マッカーシー氏が来週末も下院議長を務める唯一の方法は、民主党が彼を救済することだ。彼らはおそらくそうするだろう」とゲーツ氏はCNNで語り、自身のグループが実際にマッカーシー氏を解任できるかどうかは不明だと述べた。
「私は立ち止まらず、この目標を追求し続ける」とゲーツ氏は宣言した。
民主党からの潜在的な支持に加え、マッカーシー氏を支持する共和党議員らも、1月に米下院で議長の座に就くために15回の厳しい投票を経なければならなかったマッカーシー氏の解任を阻止しようとするとみられる。マッカーシー氏の選挙勝利を阻止したのはゲーツ氏のグループだった。
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マッカーシー氏は辞任を拒否し、自身の党からの圧力にも屈していない様子だった。ロイター通信によると、同氏は10月1日に「私はそれを乗り越える。これはゲーツ氏の個人的な問題だ」と語った。
マッカーシー氏は以前、ゲーツ氏側に挑戦していたことがある。 「とにかくやってみろ。アメリカ国民のために立ち上がるために職を危険にさらさなければならないとしても、私はそうする」とマッカーシー氏は9月30日に語った。
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