ウクライナは、ロシアが配備した自爆無人機35機のうち15機を迎撃したと発表し、モスクワはクリミアといくつかの州を狙った航空機21機を破壊したと発表した。
ウクライナ空軍司令部は、今朝早くモスクワが、ロシア国境の最前線地域と地域の軍事目標とエネルギー・石油インフラを攻撃するため、シャヘド136/131自爆無人航空機(UAV)35機と改造されたS-300防空ミサイル2基を配備したと発表した。
同通信社は「防空部隊と空軍部隊がキエフ、ハリコフ、ムィコラーイウ、スームィ、チェルカースィ、キロヴォグラード、ドニプロ、ヘルソン各地域の上空で敵の無人機15機を撃墜した」と述べたが、防衛網をすり抜けた無人機20機とS-300ミサイル2発の運命や攻撃の結果については触れなかった。
1月23日のロシアの空爆後、ウクライナの首都キエフで煙が上がった。写真:ロイター
ロシア国防省は同日、クリミア上空で自爆無人機11機を迎撃したほか、ベルゴロド、ブリャンスク、カルーガ、トゥーラ各州で10機を迎撃したと発表した。いくつかの飛行機の残骸が下の建物に落ちたが、被害はなかった。
ロシアとウクライナの当局者は相手側から提供された情報についてコメントしなかった。
ロシアは2023年12月下旬以降、ウクライナ領土に対して大規模なミサイルや無人航空機(UAV)による攻撃を数多く開始しており、2022年後半や2023年初頭のような敵のエネルギーインフラではなく、主にキエフの防衛産業施設を標的としている。
ウクライナは最近、ロシアの無人機やミサイルの迎撃率が昨年の空爆に比べて大幅に低下したと発表した。ウクライナのドミトロ・クレーバ外相は1月23日、西側同盟国はロシアのミサイルや無人機を撃墜するのに十分な防空システムやミサイルシステムを同国に提供していないと述べた。
ロシアとウクライナ間の戦争の状況。グラフィック: WP
ウクライナはまた、モスクワによるキエフのエネルギーインフラへの襲撃に「報復」するため、ここ数週間ロシアのエネルギー施設への攻撃を強化している。専門家によると、ウクライナは敵地の奥深くにある標的を攻撃するために、より長い射程距離とより強力な破壊力を持つ新型無人機を配備しているという。
ヴー・アン(ロイター通信、RIAノーボスチ通信による)
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