ロシアの貨物列車（イラスト：ゲッティ）。
RTは、ロシアの法執行機関が12月1日に列車破壊事件の容疑者を逮捕したと報じた。
容疑者はロシアのリャザン地方出身のイタリア人男性と特定された。この男は、11月11日にモスクワの南東約200キロにあるリャザンで、線路に爆発物を仕掛け、貨物列車19両の脱線を引き起こした罪に問われている。ロシア当局はこれをテロ行為と呼んだ。
逮捕後の尋問で、35歳の男性は今年2月にウクライナ情報局（GUR）に採用され、特殊部隊の支援の下でラトビアで破壊活動を行う訓練を受けたと語った。今年3月に彼はリャザンに戻った。
ロシア連邦保安庁（FSB）は本日、この容疑者が7月にリャザン州ディアギレヴォにあるロシア軍基地に対して行ったウクライナの無人機攻撃にも関与したと非難した。当時の攻撃では人的・物的被害は発生しなかった。
ロシア当局はこの人物が他の事件にも関与しているかどうか捜査を続けている。
関連して、コメルサント紙は本日、ロシアの捜査当局が、シベリアのブリヤート共和国にあるセベロムイスキー鉄道トンネルで発生した列車火災は、身元不明の集団による「テロ行為」の結果であると結論付けたと報じた。
初期調査によると、爆発装置は貨物列車の下に仕掛けられていた。この事故により鉄道の運行は一時的に中断したが、死傷者は出なかった。
一部の情報筋はウクライナがこの事件に関与していると伝えているが、キエフはコメントしていない。
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