米軍は、紅海の船舶攻撃のために自爆艇と対艦ミサイルが準備されていたフーシ派の拠点への攻撃を発表した。
「米中央軍(CENTCOM)部隊は、イエメンのホデイダ北方で、紅海の船舶への発射準備を進めていた無人水上車両(USV)2台と対艦巡航ミサイル3発に対する防衛攻撃を成功させた」とCENTCOMは2月11日に発表した。
米中央軍は、USVとミサイルはイエメンのフーシ派支配地域に位置しており、「その地域の米軍艦と商船に差し迫った脅威を与えている」と述べた。同庁は、この攻撃は「航行の自由を守る」ことと、米国の商船や軍艦にとって国際水域をより安全にすることが目的だと述べた。
米軍艦は2月4日、フーシ派の拠点を攻撃するためミサイルを発射した。写真: CENTCOM
フーシ・アル・マシラチャンネルは2月10日、イエメン西海岸の都市ホデイダの北にあるサリフ港湾地域で3件の攻撃があったと報じたが、被害の詳細は明らかにしなかった。現場にいたAFP記者らは、攻撃現場で大きな爆発音を聞いたと述べた。
2月8日、米軍はUSV4台と対艦ミサイル7発が配備されたフーシ派の陣地への攻撃を発表した。フーシ派は2月10日、最近の米軍の襲撃で部隊員17人が死亡したと発表した。
フーシ派はイエメンの多くの地域を支配している。同部隊は2023年11月、ガザ地区のパレスチナの人々との連帯を示す行為だと主張し、同地域を通過するイスラエル関連の貨物船への攻撃を開始した。
米国と英国はフーシ派に対して何度も襲撃を行ったが、同派による貨物船への攻撃を阻止することはできていない。 2月6日、フーシ派は紅海で米国と英国の船舶を攻撃し、若干の損害は生じたが死傷者は出なかった。
紅海での貨物船への攻撃により保険料が上昇し、世界の海上貿易の12%が通過する紅海航路を多くの船会社が避けざるを得なくなった。
ホデイダとフーシ派支配地域の他のいくつかの場所が空爆を受けた。グラフィック: AFP
グエン・ティエン( AFP通信による)
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