イスラエルはガザへの大規模攻撃継続を決意、米国は「ゴーサイン」

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、ガザでの停戦交渉は「砲火の中」でのみ行われるだろうと述べ、ガザへの空爆再開の決定を擁護した。

ロイター通信によると、ネタニヤフ首相は3月18日の記者会見で、今回の奇襲攻撃は3月1日に終了したガザ停戦合意の第一段階を延長するというイスラエルと米国の提案をハマスが拒否した後に起きたものだと認めた。

2025年3月18日、ガザ地区北部付近のイスラエル軍戦車

ネタニヤフ首相は、ハマスへの軍事的圧力が人質解放を確実にするための「重要な条件」だと述べ、イスラエル軍が全力で戦闘に復帰すると警告し、「これは始まりに過ぎない」と宣言した。

イスラエルの指導者は、テルアビブが「人質の解放、ハマスの排除、ガザがイスラエルにとって脅威とならないようにする」というすべての目標を達成するまで、現在の軍事作戦は継続されると強調した。

イスラエルがガザ地区で激しい空爆を開始、400人以上が死亡

また、3月18日、イスラエルのギデオン・サール外相は、数百人のパレスチナ人を殺害したイスラエルの新たな空爆は「一日限りの攻撃」ではないと述べ、ガザでの軍事作戦は今後数日間継続すると強調した。サアー氏はまた、ドナルド・トランプ米大統領の政権当局者が「事前にこの攻撃について知らされており、支援していた」とも確認した。

一方、イスラエルの同盟国であり仲介者でもある米国は、イスラエルの攻撃に「ゴーサイン」を出した。ドロシー・シア米国国連大使は3月18日、ガザでの戦闘再開の責任はハマスのみにあると述べ、ワシントンはテルアビブの次の措置を支持すると明言した。

2025年3月18日のイスラエルの空爆後、パレスチナ人はガザ地区中央部のヌセイラト難民キャンプに移動する。

この声明は、国連安全保障理事会が3月18日早朝、わずか10分間でイスラエルがガザ地区全域に80回もの空爆を行ったことを受けて緊急会合を開いた後に出された。この新たな攻撃で400人以上のパレスチナ人が死亡し、国際社会から批判を浴びている。

別の動きとして、イエメンのフーシ派は3月18日、ガザ地区での「空爆」が停止されない限り、今後数時間から数日中にイスラエルでの攻撃範囲を拡大すると述べた。フーシ派の軍事報道官ヤヒヤ・サレア氏も同組織が弾道ミサイルでイスラエルの空軍基地を標的にしたことを確認した。

ロイター通信によると、米国は3月19日、首都サヌアやホデイダを含むイエメンの地域を標的に少なくとも10回の空爆を実施したと言われている。

出典: https://thanhnien.vn/israel-quyet-tiep-tuc-tan-cong-lon-o-gaza-my-bat-den-xanh-185250319074000173.htm