ベトナム水産物輸出生産者協会(VASEP)の情報によると、3月26日、米国商務省(DOC)はベトナム、インド、エクアドル産のエビに対する暫定的な補助金反対関税を発表した。
したがって、米国の養殖エビ最大手4社のうち3社は、今週末から1.69%~196%の暫定的な補助金反対(CVD)関税の支払いを余儀なくされることになる。一方、米国にとって第3位のエビ供給国であるインドネシアは、検討リストから外された。
商務省は以前、世界貿易機関(WTO)の規則に違反して企業が米国市場で不当に低い価格を設定することを可能にする補助金プログラムを提供している可能性が高いと(完全な調査が完了するまで)判断した輸出業者と関税提案者のリストの提出を要請し始めていた。
輸出用のエビ加工。図 |
相殺関税率は、DOC が連邦官報に情報を公表するとすぐに発効します。これは、今後数日以内に行われると予想されます。
輸入国が違法な補助金を支給していない、あるいは補助金を受けた輸入品が米国のエビ産業に損害を与えていないと調査官が判断した場合、関税は払い戻される。
しかし、最終判決は2024年の秋か冬まで出ないと予想されており、輸入業者は2024年の残り期間の大半、エビ輸出に対する税金の負担に直面することになるだろう。
具体的には、DOCの決定が公式に発表された直後、インドのエビ輸入業者は、デビ・シーフードから輸入したエビについては4.72%、サンディヤ・アクア・エクスポートから輸入したエビについては3.89%、その他のインドの供給業者から輸入したエビについては4.36%の預託金を支払わなければならない。
エクアドルからのエビ輸入業者は、インダストリアル・ペスケラ・サンタ・プリシラ社から輸入したエビについては13.41%、ガラパゴス国営会社(SONGA)から輸入したエビについては1.69%、その他のエクアドル産エビの供給業者からは7.55%の預託金を支払わなければならない。
ベトナム産エビの場合、預託金要件はスタピメックスの場合は2.84%、トントゥアンの場合は196.41%、その他すべてのベトナムの供給業者の場合は2.84%となる。
DOCはインドネシア企業への補助金はないと暫定的に判断したため、インドネシア産のエビを寄託する必要はない。
インド、エクアドル、インドネシア、ベトナムは、今回の調査でDOCが対象とした4カ国で、2023年に米国に輸入されるエビの総量788,209トンのうち90%を占める。
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