ロシア当局は、ウクライナが最近、ロシアの石油・ガス施設を繰り返し攻撃し、クラスノダール地方のカフカスカヤ石油ターミナルで火災が発生したと述べている。これに先立ち、ウクライナのドローンはクラスノダール地方のトゥアプセ石油精製所を攻撃した。この攻撃は、米国が仲介した合意に基づき双方が互いのエネルギー施設を攻撃しないことに合意した直後に起きた。
ウクライナは、ロシアによる自国の重要インフラへの執拗な攻撃が止まっていないとしているが、クレムリンはエネルギー施設への攻撃は一時停止しているが、他の標的への攻撃は続けているとしている。キエフとモスクワの両国はまた、先週初めにクルスクのスジャ町のガス施設を攻撃したとして互いに非難した。
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3月19日夜、クラスノダールの石油貯蔵庫で発生した火災のビデオ(出典:X/SKC)
クラスノダール地方の運営センターは日曜日の声明で、カフカスカヤの施設の一部に保管されていた石油製品が「燃えているタンク」から流出したと述べた。
ロシアの独立系テレビ局アストラは日曜日、新たな火柱が空に向かって渦巻く様子を映した2つの映像を公開した。ロシア当局によると、火災は依然約2,000平方メートルの面積を覆っており、約500人が消火活動に当たっている。
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火事は猛烈に燃えており、ここ数日消火されていない(出典:X/RFU)
ロシア国営メディアは、火災は墜落したドローンの「落下した破片」によるものだと報じた。国営メディアは昨夜の攻撃にはウクライナのドローン3機が使用されたと報じた。
攻撃前のロシア、クラスノダール地方のカフカスカヤ村の石油貯蔵庫。写真: GI
ロシアのタス通信によると、石油製品が燃える前に石油タンクが漏れたという。アストラ社によれば、カフカスカヤ施設には5つのタンクがあり、最大10万トンの燃料を貯蔵できるという。
フイ・ホアン(TASS、Astra、NewsWeekによる)
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