ブラジルの元大統領ボルソナロ氏は、ジェットスキーに乗ってザトウクジラから約15メートル離れた場所でクジラに嫌がらせをした疑いで捜査を受けている。
ブラジルのメディアは先週末、ブラジル連邦検察庁(MPF)が連邦警察(PF)と合流し、6月にサンセバスチャンでザトウクジラを故意に妨害したとして、ジャイル・ボルソナーロ前大統領の捜査を開始したと報じた。
ボルソナロ大統領はバイクでザトウクジラに15メートルほどの距離まで近づき、撮影したと言われている。 「動物は不快感や不安を感じていることを示す動きをしていた」とiGはニュース記事に記した。
1月22日、米国フロリダ州キシミーのリゾートの外にいる元ブラジル大統領ジャイール・ボルソナロ。写真: AFP
ブラジルの法律では、イルカやザトウクジラなどの種に対するいかなる意図的な嫌がらせも禁止されている。自動車はクジラやイルカなどの生物の100メートル以内に近づくことは禁止されています。また、これらの動物を追いかけたり、その領域に侵入したりすることも禁止されています。
ブラジルの政治家は以前、クジラに嫌がらせをしたとして約510ドルの罰金を科せられたことがある。
ボルソナロ氏は政権の座に就いた際に環境保護を故意に解体し、自然に悪影響を及ぼしたとして批評家から非難されている。約10年前、ボルソナロ氏はリオデジャネイロ沖の保護区域で違法漁業を行ったとして罰金を科せられた。
ボルソナロ氏は大統領職を退任して1年が経った現在、後継者のルイス・イナシオ・ルラ・ダ・シルバ氏に対するクーデターを企てたことや、2021年にサウジアラビアを訪問した後にダイヤモンドを密かに持ち帰ったこと、新型コロナウイルスワクチンのデータを偽造したことなど、複数の疑惑に関連した捜査に直面している。ボルソナロ氏(68)は2030年まで大統領選への立候補を禁じられており、多くの人が同氏が投獄される可能性があると考えている。
ゴック・アイン(ガーディアン紙による)
[広告2]
ソースリンク
コメント (0)