中国国防省の呉謙報道官は3月24日、フィリピンに対し、東海のセカンド・トーマス礁付近での「違反行為と挑発行為」をやめるよう警告した。
2023年8月、フィリピンの補給船がセカンド・トーマス礁付近で中国沿岸警備隊に拿捕された。 (出典:AP通信) |
中国国防省の呉謙報道官は3月24日の記者会見で、「3月23日、フィリピンの船舶がセカンド・トーマス礁付近の海域に侵入し、違法に『座礁』している同国の軍艦に物資を供給しようとした」と述べた。
中国海警局は法律と規則に従い、フィリピンの侵害と挑発の意図を阻止するため、フィリピンの船舶を(関係海域から)封鎖し移動させた。」
ゴ・キエム氏によれば、最近の事件は「完全にフィリピンの挑発的な行動によって引き起こされた」が、中国の行動は「合理的で合法的かつ専門的」なものだったという。
中国国防省の代表は「中国は対話と交渉を通じてフィリピンとの紛争を適切に解決する用意があるが、マニラは約束を破り、セカンド・トーマス礁に不法に座礁した軍艦を恒久的な基地にしようと無駄な努力をしている」と述べた。
中国海警局は3月23日、土曜日に南シナ海の係争海域でフィリピン船舶に対する措置を講じたと発表し、フィリピンは放水砲の使用を含むこの措置を「無責任かつ挑発的」と批判した。
南シナ海を担当するフィリピンのタスクフォースは、中国の行動により軍への補給のためにチャーターされた民間船の乗組員に「重大な損害」と負傷者が出たと述べた。
この浅瀬には、フィリピン政府が領有権主張を強化するために1999年に停泊させた軍艦に乗った少数のフィリピン兵が駐留している。
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