ウクライナは、民間企業を利用して若者に軍への入隊を説得し、兵役義務の実施方法を変更する計画だ。
ウクライナ国家安全保障国防会議のオレクシー・ダニロフ議長は11月27日、兵役に関する新たな政策が今週発表される予定であると述べた。ウクライナは、兵士をより的確に絞り込み、新兵全員が前線に送られるのではなく、技能に合った任務に配属されることを新兵に保証するために、軍事募集会社を設立する計画だ。
ウクライナ国家安全保障・国防会議議長オレクシー・ダニロフ氏(2021年12月、キエフ)。写真:ロイター
9月初旬、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領はオレクシイ・レズニコフ国防相を解任し、後任にルステム・ウメロフを任命した。ウメロフ氏は紛争の初期段階でロシアとの交渉を担当していた。ゼレンスキー大統領は先週、ウメロフ大統領率いる国防省が今週中に新たな採用政策を導入するだろうとの期待を表明した。
ゼレンスキー氏は「計画は提示され、全ての答えがそこに詰まっている。私は来週その計画を見ることになる」と述べた。
ダニロフ氏は、軍はウクライナの2大募集会社と協力し、特別な技能を持つ人材を発掘するとともに、軍に貢献したいが前線には行きたくない専門家を説得すると述べた。
「採用プロセスはより柔軟になり、必要な専門知識が発表され、参加者は溶接工、整備士など特定の職務に志願することになるだろう」と彼は語った。
ウクライナ国防省筋は、軍の募集会社と契約が締結されたことを確認したが、詳細は明らかにしなかった。
ゼレンスキー氏は、ロシアとの紛争が二度目の冬を迎える中、ウクライナが新たな採用政策を採用することを望んでいる。ウクライナは夏と秋に反撃を試みたが失敗し、ロシアとの長期にわたる戦争で大きな損失とさらなる人員と物資の必要に迫られた。
ウクライナの西側諸国の間では、キエフは交渉を通じて戦争を終結させることを検討すべきだと考える国が増えているが、ゼレンスキー大統領はこれに強く反対し、ロシアが支配する領土はいかなる犠牲を払ってでも奪還しなければならないと宣言している。
ホン・ハン(ガーディアン紙によると)
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