この呼びかけは、ロシア占領地域の奪還に向けた攻勢に出るウクライナ軍へのミサイルや戦車の供給を米国とその欧州同盟国が増強する中で行われた。
中国の李輝特使が2023年6月2日に北京で記者団に語る。写真:AP
李慧外相は、ロシアとウクライナの当局者は和平交渉に前向きな姿勢を維持していると述べたが、近いうちに交渉が行われるという兆候は示さなかった。
「中国は、もし本当に戦争を終わらせ、人命を救い、平和を実現したいのであれば、戦場に武器を送るのをやめることが重要だと信じている。さもなければ、緊張は高まるばかりだ」と李慧氏は記者団に語った。
中国はロシアとウクライナの両国と良好な関係を築いている大国であり、両国にとって最大の輸出市場の一つであるという影響力を持っている。中国の習近平国家主席による特使派遣の決定はウクライナ政府に歓迎された。
中国は2月に和平案を提出したが、ウクライナとその同盟国は、ウラジーミル・プーチン大統領がまずロシア軍をウクライナから撤退させる必要があると主張している。
「中国の目標は和平交渉を促進し、敵対行為を終わらせることだ」と元駐モスクワ中国大使の李輝氏は語った。
李氏は「すべての国の領土保全」を尊重するよう求める北京の呼びかけに同調した。同氏は「中国は安全保障上の懸念に対処するためのバランスのとれた公正な方法を支持する」と述べた。
マイ・アン(AP通信による)
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