プーチン大統領はモスクワのロシア外務省で外交官らと会談し、ウクライナ側が要求したものとは異なる和平条件を提示した。
ウラジーミル・プーチン大統領がロシア外務省高官との会談中に演説した。写真: スプートニク
「条件は非常に単純だ」とプーチン大統領は述べ、ウクライナ東部と南部のドネツィク、ルハンシク、ヘルソン、ザポリージャ地域の全領土からウクライナ軍を完全に撤退させることを条件として挙げた。
「彼らがキエフでそのような決断をする準備があり、これらの地域から実際に軍を撤退させ、NATO加盟計画を放棄すると公式に宣言すれば、我々としては直ちに停戦を実施し、交渉を開始する」とプーチン大統領は述べた。
ロシア大統領は「繰り返すが、我々はこれを直ちに実行する。もちろん、同時にウクライナ軍の安全な撤退を確保する」と付け加えた。
さらにロシアは、紛争を平和的に解決するためにウクライナが中立、非同盟、非核の立場をとることを要求した。
「我々の基本的な立場は次の通りだ。ウクライナの中立、非同盟、非核の地位、そして非軍事化と非ファシズム化だ。これらの要素は2022年のイスタンブール会談で大筋合意された」とプーチン大統領は述べた。
一方、ウクライナは、平和はロシア軍の完全撤退と領土保全の回復に基づいてのみ達成できると主張している。
今週末、スイスで開催されるウクライナ和平会議には90以上の国と組織の代表者が出席し、領土問題は避けられ、代わりにウクライナの食糧安全保障や原子力安全などの問題に焦点が当てられると予想される。
フイ・ホアン(スプートニク、ロイター通信による)
[広告2]
出典: https://www.congluan.vn/tong-thong-putin-noi-nga-se-ngung-ban-neu-ukraine-rut-quan-khoi-4-khu-vuc-post299335.html
コメント (0)