ミツォタキス首相、ギリシャをあと4年間統治へ
ロイター通信は6月26日、ギリシャの新民主党が議会選挙で勝利したと報じた。多くの有権者がキリアコス・ミツォタキス首相(55歳)の4年間の任期再選を支持する投票を行ったためだ。
ギリシャ内務省の統計によると、開票が過半数に達した時点で中道右派政党が40.5%の得票率でトップとなり、議会300議席のうち158議席を獲得した。
これは、債務危機がピークだった2015年に選挙で勝利し、2019年に新民主党に敗れるまで国を統治した左派政党、シリザの支持率より20%以上高い。
「今回の支援により、国民の希望に応える私の責任は増す。個人的には、全力を尽くして国に奉仕するという義務がさらに強くなったと感じている」とミツォタキス大統領はアテネの新民主党本部で歓声を上げる群衆に語った。
ミツォタキス首相は6月25日にアテネで支持者らと会談した。
シリザ党は6月25日の総選挙で大敗し、議会で30議席以上を失った。同党のアレクシス・チプラス党首は、シリザの「美しく創造的なサイクル」は終わったが、誇りを持って振り返るべきだと述べた。
一方、ミツォタキス首相は観光収入を増やし、雇用を創出し、賃金を欧州連合(EU)平均に近づける引き上げを約束した。彼は債務危機の影響を受けてギリシャの信用格付けを再構築するための改革を推進すると誓った。
6月25日の総選挙は、5月21日の総選挙で単一政党が議会の過半数を獲得できなかった後、5週間で2度目の総選挙となった。
[広告2]
ソースリンク
コメント (0)