英国当局は、同国海軍の新世代軍艦であるグラスゴー号が造船所で破壊工作を受けた事件を調査している。
グラスゴー級駆逐艦の建造を担当した主な請負業者であるBAEシステムズによると、グラスゴー級駆逐艦の艦上ケーブル数十本が「故意に損傷された」という。
「当社は直ちにサプライヤーと内部調査を開始し、船上でのすべての作業を停止して検査を実施し、すべての状況と品質管理基準が満たされていることを確認した」と欧州最大の防衛関連企業BAEシステムズの広報担当者は述べた。 「通常の業務は再開されており、必要な修理の範囲を決定するために評価を行っています。」
造船所のHMSグラスゴーフリゲート艦。写真:スカイニュース
軍事ニュースサイト「UK Defence Journal」は、犯人は金銭をめぐって争っている請負業者である可能性があると推測した。 BAEシステムズは破壊行為の動機についていかなる情報も確認していない。
このニュースサイトによれば、60本以上のケーブルが切断されたとのこと。グラスゴー艦には、システム、機器、艦員間のデータ伝送回線を含む約23,000本のケーブルが設置される予定だ。
捜査には、責任者の特定、犯人がどのようにして破壊行為を実行できたかの解明、同様の事件の再発を防ぐための解決策の開発などが含まれると予想される。
グラスゴーは、航空母艦とトライデント原子力航空母艦の護衛を任務とする対潜水艦戦艦で、英国の新型フリゲート艦シリーズ26型の最初の艦である。スコットランドのグラスゴー、クライド川沿いのスコッツタウン造船所で建造されている。英国海軍は、この10年後半にHMSグラスゴーの就役を予定している。
ヴー・ホアン(ガーディアン紙によると)
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