ロンドン金属取引所(LME)の3か月物CMCU3銅は0.3%上昇して1トン当たり9,082ドルとなり、木曜日の1.9%下落後、安定している。
米コメックス銅先物HGc2は0.5%上昇し1ポンド当たり4.10ドルとなった。
「マクロ面では、状況は複雑だ。米連邦準備制度理事会(FRB)の金融緩和姿勢は好ましいが、米国と中国のデータは非常に弱い」と中国銀行国際商品市場戦略責任者アメリア・シャオ・フー氏は述べた。
米国の雇用統計が予想を下回り、FRBが9月に0.5パーセントポイントの大幅な利下げで金融緩和を開始するとのトレーダーの見方が強まった。
弱いデータによりドルは下落し、ドル建ての商品が他の通貨を使用する買い手にとって安価になることで通貨が支えられた。
金属の最大消費国である中国の最近の工場データは弱いものの、中国で新たな現物購入活動が行われている兆候が見られた。今週、洋山銅価格は3カ月ぶりの高値に上昇し、輸入需要を示唆した。
上海先物取引所(SHFE)で最も取引量の多い9月銅先物SCFcv1は1.7%下落し、1トン当たり7万3700元(1万211.57ドル)となった。
もう一つのやや強気の兆候として、SHFEで取引された銅在庫は金曜日に2%減少したが、4年ぶりの高値からは程遠い水準にとどまった。
市場参加者は、季節的に消費が活発な9月から中国で需要が回復すると予想している。
その他の金属では、LMEアルミニウムCMAL3は1.4%下落して1トン当たり2,263.50ドル、亜鉛CMZN3は1.7%下落して2,661ドル、鉛CMPB3は1.8%下落して2,025ドル、一方、スズCMSN3は0.9%上昇して30,170ドル、ニッケルCMNI3は0.1%上昇して16,290ドルとなった。
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出典: https://kinhtedothi.vn/gia-kim-loai-dong-ngay-3-8-tang-nhe-ky-vong-cat-giam-lai-suat-cua-fed.html
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