検察当局は、池田佳孝衆院議員（57）が2022年までの5年間に、同派閥の裏金から計4826万円を受け取った疑いがあるとしている。
池田氏の政策秘書、柿沼和弘容疑者（４５）も逮捕された。両氏は、池田氏が受け取った資金の額を政治資金報告書に記載しなかったとして告発されている。検察は池田氏が証拠を隠蔽または隠滅する可能性があると判断し、逮捕を決めた。
日本の国会議員池田佳孝
共同通信スクリーンショット
検察は、池田氏が収支報告書の作成を担当していた柿沼秘書と共謀していたと主張している。
国会議員が担当会計士と共謀していたことが判明した場合、国会議員は犯罪で起訴される可能性がある。柿沼氏は池田氏への報告を担当しています。
日本の法律では、会計士は収支報告書を提出することが義務付けられており、これに違反した場合は最高5年の懲役または100万円以下の罰金が科せられる。
共同通信は、複数の関係筋の話として、同党の内部グループが、政治資金報告書に数億円に上る党の資金調達収入を記載していなかったと非難されていると報じた。関係者によると、その金はグループのメンバーに渡され、2022年までの5年間で総額約5億円とみられる。
共同通信によると、池田議員が逮捕された後、同党の党内グループは謝罪し、捜査に協力すると述べた。
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