ギリシャとインドの防衛関係強化に向けた重要な一歩として、ギリシャ軍参謀総長ディミトリス・フーピス将軍が来週ニューデリーを訪問する。
この訪問は、2023年8月に二国間関係が戦略的パートナーシップに昇格して以来、インドとギリシャの間で行われる初の高官級防衛交流となる。
ETVバーラトの情報筋によると、両国は、三軍と特殊部隊の人員と装備が参加する共同演習や活動を含む、初の防衛協力計画に署名する予定だという。
ギリシャ空軍とインド空軍は2023年3月27日にアンドラヴィダ空軍基地で合同演習に参加した。 (出典:ギリシャ・シティ・タイムズ) |
ウィオン氏は、インドとギリシャの近年の深まる関係のハイライトは、一連の高レベルの約束であると主張した。今年初め、インドのナレンドラ・モディ首相のアテネ訪問の直後に、ギリシャのキリアコス・ミツォタキス首相がニューデリーを訪問した。
2023年3月28日のモディ首相の訪問は、インド首相がこの南欧諸国を訪問するのは40年以上ぶりであり、二国間関係の強化に向けた新たな決意を示すものである。
両国間の防衛協力は、ギリシャ空軍が主催する多国籍航空演習「INIOCHOS-23」へのインド空軍の積極的な参加など、さまざまな防衛演習への参加努力に象徴されるように、顕著な成長を遂げている。
同様に、インド海軍がクレタ島のソウダ湾を訪問した際にギリシャ海軍艦艇「ニキフォロス・フォカス」との合同演習に参加したことで、両国間の海上協力がさらに強化された。
軍事活動以外にも、インドとギリシャは多くの問題で共通の立場を見出し、外交上の友好関係をさらに強化した。両国はカシミールとキプロスの問題に関して一貫して相互支援し合っている。アテネはまた、拡大された国連安全保障理事会の常任理事国入りを目指すインドの取り組みを支持している。
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