米国と韓国は、あらゆる脅威に対処するために団結しており、いかなる挑発行為も抑止するためにさらに積極的に連携していくことを確認した。
韓国の趙泰烈(チョ・テヨル)外相(左から2番目)と米国のカート・キャンベル国務副長官(右端)が2月29日、ワシントンで開かれた朝食会に出席した。 (出典:聯合ニュース) |
米国を訪問中の韓国の趙泰烈(チョ・テヨル)外相は29日、ホスト国のカート・キャンベル外務次官と朝食を共にしながら会談した。
聯合ニュースは、会談で双方は北朝鮮が南北関係を敵対する交戦国間の関係と表現したことや、西海における現状変更を一方的に試みる可能性について深い懸念を表明したと報じた。
両国の当局者は、ソウルとワシントンがあらゆる脅威に対処するために団結していると評価し、いかなる挑発行為も抑止するためにさらに積極的に連携することで合意した。
さらに、両者は、モスクワがウクライナ攻撃に北朝鮮製ミサイルを使用する可能性を含め、ロシアと北朝鮮の軍事協力についても協議した。
趙外相は、2024年に米韓二国間協力と米日韓三国間協力をさらに発展させることを提案し、キャンベル副長官に積極的な役割を果たすよう要請した。
キャンベル氏はホワイトハウス国家安全保障会議でインド太平洋地域調整官を務めた。
一方、キャンベル氏は、米韓、米日韓の協力を高く評価するとし、北東アジアの国の現在の立場と能力を踏まえ、ソウルが国際舞台でより大きな役割を果たすことへの期待を表明し、米国はこのプロセスを積極的に支援する用意があることを確認した。
会談でチョ氏は、米国がインフレ抑制法(IRA)と半導体・科学技術法を施行する過程で、韓国企業が米国への投資規模に見合った優遇措置を享受できるよう米国側が配慮するよう提案した。
両者はまた、経済安全保障、情報、人工知能(AI)を含むハイテク分野での協力強化についても議論した。
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