イラン当局は、首都テヘランで同時に爆発すると思われた爆弾30個を処理し、関与した28人を逮捕したと発表した。
「容疑者の中にはイスラム国(IS)のメンバーもおり、犯人らはシリア、アフガニスタン、パキスタン、イラクのクルド人自治区の背教者グループとつながりがあった経歴がある」とイラン情報省は9月24日に発表した。
ISは、2017年にイラン国会とイランイスラム共和国の創設者であるホメイニ師の霊廟を狙った2件の致命的な爆破事件を含め、イランで複数の攻撃を自白している。
昨年9月、イランのテヘランで行われた抗議活動中に燃やされた車両。写真:ロイター
最近では、ISが昨年10月にイラン南西部の都市シラーズのシーア派寺院を襲撃し15人が死亡した事件の犯行声明を出した。
ISはかつてシリアとイラクの広大な地域を支配し、約1000万人の住民を抱え、独自のイスラム国家の樹立を宣言した。しかし、この過激派グループは、米国主導の連合軍とロシアが支援するシリア軍による個別の作戦で相次いで敗北を喫している。
2019年3月にシリア東部砂漠の最後の拠点を失って以来、IS残党は砂漠に撤退し、時折クルド人部隊とシリア政府に対して攻撃を仕掛けている。ほとんどの攻撃は小規模で、遠隔地の軍事施設や石油・ガス施設を標的にしている。
それでも、アフリカ、中東、中央アジアなどの支部に散らばる数千人の戦闘員を含む過激派は依然として危険な脅威であると米国当局者は述べている。
ヴー・ホアン(ロイター通信による)
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