ブルームバーグがエコノミストを対象に行った調査の中央値によると、エコノミストらは、米国の個人消費支出価格指数は5月に横ばいとなり、食品とエネルギーを除いたコア指数は最低でも0.1%上昇すると予想している。
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金曜日(6月28日)発表予定の報告書では、消費者物価が総合指数とコア指数の両方で前年比2.6%上昇したことが示される見込みだ。基調的なインフレをより正確に表すコア指標の予想上昇率は、依然として2021年3月以来の最低水準となる。
前回の会合以来、FRB当局者は、消費者物価など他のインフレ指標の軟化に勇気づけられているものの、利下げの前には数カ月にわたってインフレの進展を確認する必要があると述べている。同時に、FRBの二重の使命のもう1つの部分である労働市場は、ペースは鈍化しているものの、依然として堅調である。 「健全な」雇用市場は政策当局にいつ金利を引き下げるかに関して柔軟性を与えている。
最新のインフレ統計は個人消費統計に付随するもので、最近の小売データで商品需要の低下が示されたことを受けて、サービスへの支出が示されることになる。専門家は名目個人消費と所得の若干の増加を予想している。
経済学者たちは、インフレのペースが遅いだけでは、2024年7月の連邦公開市場委員会(FOMC)の会合までにインフレがFRBの目標である2%まで下がる軌道に乗っていると当局者を納得させるのに十分ではないと考えている。
来週発表されるその他のデータには、2024年6月の消費者信頼感と、2024年5月の新築および既存住宅の売買契約に関する報告が含まれる。
米国政府は、第1四半期の経済成長予測に加え、2024年5月の耐久財受注データを発表する予定。
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