ヒトラーの鉛筆がオークションに
ガーディアン スクリーンショット
ガーディアン紙は5月29日、ナチスの指導者アドルフ・ヒトラーが所有していた銀メッキの鉛筆が北アイルランドのベルファストで競売にかけられ、推定価格は5万～8万ポンド（14億5000万～23億2000万ドン）になると報じた。
この鉛筆は、1941年4月20日のヒトラーの52歳の誕生日に、長年の恋人エヴァ・ブラウンからヒトラーに贈られたものと言われている。
このペンにはドイツ語の「Eva」と2つの文字「AH」が刻まれており、もともとは2002年にオークションでコレクターが購入したものだった。
6月6日にベルファストで開催されるブルームフィールド・オークションズによる歴史的なオークションには、ヒトラーのオリジナルサイン入り写真や、1869年に反逆罪で有罪判決を受けたアイルランドの反逆者に対するビクトリア女王の恩赦の珍しい手書きのコピーも含まれる予定だ。
オークションハウスの最高経営責任者カール・ベネット氏は、このオークションが世界中から関心を集めることを期待していると語った。
「ヒトラーの個人用鉛筆の重要性は、それが歴史の隠された部分に光を当て、ヒトラーが慎重に一般の人々から隠していた個人的な関係についての独自の洞察を提供するという点にある」とベネット氏は語った。
ベネット氏は、商品の販売者と慎重に調査し話し合ったことで、「私が販売しているものが本物だと人々に自信を持って伝えられるようになった」と語った。
ヒトラーの生家が警察署に
軍事品の収集家にとって、それらは過去の一部を保存するものであり、それが参照する歴史が最も暗く、最も物議を醸すものの一つであるかどうかに関係なく、歴史的物品とみなされるべきである。
ブラウンは17歳の時にヒトラーと初めて出会い、長い交際を始めた。そして、ナチス・ドイツの崩壊の最中に二人が自殺してから40時間も経たないうちに、1945年4月29日に簡単な儀式で結婚した。その時初めて、多くの人が二人の関係を知った。
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