国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の代表は3月10日、イスラエルが援助を阻止し続ければガザは新たな人道危機に直面する恐れがあると警告し、同地域の状況が急速に悪化していると強調した。
UNRWAのフィリップ・ラザリーニ事務局長。 (出典:ロイター) |
イスラエルは停戦交渉でハマス武装勢力に圧力をかけるため、2025年3月初旬から食糧、医薬品、燃料の援助の流れを停止している。
3月9日、テルアビブでも停電が発表された。
援助機関は、この措置によりガザ地区の人々は清潔な水を失うことになると述べている。
UNRWAのフィリップ・ラザリーニ事務局長は「援助封鎖が長く続くほど、住民への悪影響は増大する」と述べ、ガザ地区が数ヶ月前の深刻な飢餓状況に戻る危険があると断言した。
「意図が何であれ、これは明らかにガザへの人道支援を武器化する形だ。ラザリーニ氏はジュネーブでの記者会見で「状況が急速に悪化していることがわかる」と述べた。
ラザリーニ事務局長はまた、UNRWAの現在の財政状況は極めて「危機的かつ不安定」であると述べた。
イスラエルは、ハマス過激派組織とのつながりが疑われるため、2025年1月以降、同機関の自国領土内での活動を禁止している。
イスラエルの国連大使は3月10日、テルアビブはガザにおけるUNRWAの活動を引き継ぐよう他の国連機関や国際組織に積極的に働きかけていると述べた。
しかし、ラザリーニ氏は、UNRWAは偽情報キャンペーンの標的になっており、今のところガザにおける同機関の役割に代わる組織は見当たらない、と強調した。
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出典: https://baoquocte.vn/unrwa-canh-bao-khung-hoang-nhan-dao-o-gaza-tai-dien-khang-dinh-la-nan-nhan-cua-mot-chien-dich-thong-tin-gia-lech-307080.html
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