オーストラリアのリチャード・マーレス国防相は土曜日の声明で、11月14日にフリゲート艦トゥーンバのオーストラリア人ダイバーがプロペラから漁網を取り除こうとしていたところ、中国船が接近したと述べた。
オーストラリア海軍のフリゲート艦HMASトゥーンバ。写真:ロイター
声明によると、潜水作戦が行われているとの警告があったにもかかわらず、中国駆逐艦は「オーストラリアのダイバーの安全を危険にさらすような方法でソナーを操作し、その後、オーストラリアのダイバーは海域から退去を余儀なくされた」という。声明によると、医療検査の結果、ダイバーらは軽傷を負っただけだったことが判明した。
オーストラリアのアンソニー・アルバネーゼ首相は月曜日のスカイニュースとのインタビューで、この事件について「非常に懸念している」と述べ、「中国の行動の結果、1人が負傷した」と付け加えた。
月曜日の定例記者会見でこの事件について問われた中国外務省報道官は、中国軍は「常に非常に規律正しく」、また「常に国際法と国際慣行に基づいて専門的に活動してきた」と述べた。
報道官の毛寧氏は「関係各位が中国国内で騒ぎを起こすのをやめ、中国と協力して中豪関係改善の勢いを共同で守ることを期待する」と述べた。
この事件は、長年緊張していた両国関係の安定化を目指し、オーストラリア首脳として7年ぶりとなる北京への画期的な訪問を行ったアルバネーゼ首相の1週間後に起きた。
ホアン・アン(CNN、スカイニュースによる)
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