世界の米市場には「冷え込み」の兆しは見られない。 (出典:ベトナム農業新聞) |
米の価格高騰により、インドの農家は栽培面積を拡大するようになった。インド農業省が9月1日に発表したデータによると、インドの米栽培面積は前年同期比3.7%増の3,980万ヘクタールとなった。
世界第2位の米生産国であり消費国でもあるこの国で米の栽培量を増やすことで、同国の米供給に関する懸念が緩和される可能性がある。
インドは7月に突然、バスマティ米以外の白米の輸出を禁止し、同国の米輸出量をほぼ半分に減らす恐れがあった。
一方、タイ商務省は、8月29日時点の米輸出量が前年比11.9%増の529万トンになったと発表した。
タイ商務省のロナロン・プールピパット氏は、同国の米輸出量増加は、エルニーニョ現象が多くの国で干ばつを引き起こしていることへの懸念と、インドの米輸出禁止により米輸入国が食糧安全保障維持のため購入量を増やしたことによるものだと述べた。
今週、ベトナムの5%砕米は1トンあたり643ドル前後で安定的に取引され、タイの5%砕米は1トンあたり646ドル付近で推移した。
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