10月17日、チュニジアのカイス・サイード大統領はサミール・サイード経済企画相の「任期終了」を発表したが、理由は明らかにしなかった。
66歳のサミール・サイード氏は、2021年10月にチュニジアの経済企画大臣に任命された。 (出典:ミドル・イースト・オンライン) |
サミール・サイード氏の解任決定の直後、カイス・サイード大統領はシヘム・ブフディリ・ネムシア財務大臣を暫定経済計画大臣に任命した。
ここ数カ月、チュニジアの指導者は外務大臣を含む数人の大臣の解任を命じた。ナジラ・ボウデン・ロムダーネ首相も8月1日に解任された。
こうした動きは、チュニジアが前例のない経済・金融危機に見舞われている中で起こった。公式統計によると、インフレ率は8月に9.3%に達し、第2四半期の成長率は0.6%を超えなかった。
チュニジアはGDPの約80%に相当する負債を抱えており、財政赤字を補うために20億ドルの融資を受けるために国際通貨基金(IMF)と交渉しようとしている。
Investingによると、チュニジア経済はアラブの春の抗議運動以来の一連の政治危機により不況に陥っている。同時に、ウクライナ紛争による食料価格の上昇も国内市場を揺るがし、人々の支出に悪影響を及ぼしている。
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