トヨタとダイハツは4月8日、ダイハツの経営資源や実態を踏まえ、トヨタグループのガバナンス強化、リスクの再発防止を徹底し、「小型車を中心としたモビリティ・ソリューションズ・カンパニー」への軌道修正を図るため、組織・機能部門の変更を発表した。
発表によると、これらの変更は次の方向で行われる。事業および製品企画機能、認証開発はトヨタコンパクトカーカンパニーに移管される。
また、トヨタは新興国向け小型車の事業企画、商品開発から認証までを担当し、ダイハツはトヨタの厳しい監督の下、実行部隊として新興国向け小型車の開発を継続的に支援します。
リソース管理/最適化やその他のアウトソーシングの問題を含むその他の事項もトヨタに報告し、トヨタとの連携を強化する必要があります。
さらに、トヨタ・アジア・パシフィック(TMAP、本社:シンガポール)とトヨタ・ダイハツ(TDEM、本社:タイ)は、アジア地域内外の顧客の多様なニーズに応えることを目指し、ソリューションを統合し、すべての人に移動の自由をもたらす(Mobility for All)という開発ビジョンと方向性をよりよく反映するため、「トヨタ・モーター・アジア」(TMA)に名称変更されます。
名称変更は、シンガポールおよびタイの法的な手続きと当局の判断を待って、2024年6月頃に正式に発効する予定です。
「トヨタ・モーター・アジアの命名は、アジア、さらには新興市場全体のすべての顧客の真のモビリティニーズに応える高品質の製品とサービスを統合するという当社の意図の証です」とトヨタ・モーター・アジアのCEO、前田正彦氏は述べた。
当社はグループ会社やパートナーと連携し、実際の市場状況や顧客ニーズを踏まえながら、トヨタモビリティコンセプトの限界を押し広げていきます。」
これまでの取り組みに加え、今回の社内組織・機能の変更は、トヨタが異常な問題の結果を克服することに決意と積極性を示しており、生産段階と製品テストプロセスを厳密に管理し、顧客の多様なニーズにさらに応え、総合的なモビリティソリューションを提供する企業へと変革するという目標に沿っています。
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