トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は3月10日、シリアで1,500人近くが死亡した最近の一連の流血の衝突を受けて、同国の宗派間の緊張を煽る動きを批判した。
シリア暫定大統領アハメド・アル・シャラー氏(左)とトルコ大統領タイイップ・エルドアン氏が2月、アンカラの大統領官邸で行われた共同記者会見後に握手している。(出典:ロイター) |
トルコのエルドアン大統領は閣議後の記者会見で、シリアの旧政権の残党が宗派間の対立を煽ろうとしていると非難したが、全体的な状況は「おおむね安定しているが脆弱」だと述べたと新華社が報じた。
トルコの指導者は、一連の流血の衝突の責任者を追及するというシリア暫定大統領アハメド・アル・シャラー氏の決意を支持し、「我々はアル・シャラー大統領の断固とした姿勢を歓迎する」と述べた。
エルドアン大統領は「不安定化を防ぐシリア国民の知恵」を信じていると明言し、あらゆるテロ行為、暴力、脅迫を非難し、トルコ政府は「トルコに悪影響を及ぼすいかなる不利な展開も防ぐために必要な措置を講じている」と述べたが、詳細は明らかにしなかった。
トルコの指導者はまた、シリアに対し「領土保全を回復・保護し、すべての民族的・宗教的少数派との和平を達成する」ために「あらゆる形態の支援」を継続的に提供することを約束した。
シリア人権監視団(SOHR)によると、治安部隊とバッシャール・アル・アサド前大統領政権支持者との激しい衝突により、3月6日から8日の間に沿岸部のラタキア県とタルトゥース県で1,000人以上の民間人を含む約1,500人が死亡した。
SOHRは、この事件はシリア治安部隊とその同盟勢力のせいだと非難した。
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出典: https://baoquocte.vn/ra-mat-bao-ve-syria-tong-thong-tho-nhi-ky-khang-dinh-sat-canh-voi-chinh-quyen-lam-thoi-o-damascus-307067.html
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