北海道札幌市のラブホテルで首のない男性の遺体が発見され、日本の警察は容疑者の捜索を行っている。
札幌市すすきのの歓楽街にある「レッツホテル」の従業員が２日午後３時１５分ごろ、２階客室浴室で遺体を発見し、救急隊に通報した。スタッフがゲストがチェックアウトするのを見ていなかったため、様子を見に来ました。
救急隊員が現場に到着し、被害者はナイフで首を切断され、頭部が失われていたことを確認した。当局は犠牲者の身元確認に役立つ私物は発見しなかった。
検死の結果、死因は大量出血によるショックと致命傷であったことが判明した。捜査官らは、被害者は斬首される前に殺害された可能性があると考えている。
7月3日、北海道札幌市内で殺人事件が発生したホテルの外に警官がいた。写真：毎日新聞
捜査官によれば、被害者は身長1.6～1.7メートルで、腕に天然痘の予防接種の傷跡があったことから45歳以上だったという。医学雑誌によれば、日本における天然痘予防接種は1976年にほぼ中止された。男性には虫垂切除の傷跡もあった。
ホテルの防犯カメラには、7月1日午後10時半ごろ、大きな帽子をかぶり女装した男が被害者とともにホテルに入る様子が映っていた。当局は、この人物の性別や身元を確認していない。
この人物は3時間以上後の7月2日午前2時頃、別の服装で大きなスーツケースを持って部屋を出た。
犠牲者の身元確認と容疑者の捜索のため、約240人の警察官が派遣された。北海道警は、容疑者が男性を殺害し、遺体を室内に残し、頭部を持ってホテルから立ち去ったとみている。
フイエン・レ（ストレーツ・タイムズ、日経新聞による）
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