(CLO)キエフとその同盟国からの要請にもかかわらず、韓国国民は依然としてウクライナへの武器の直接供給に強く反対している。
11月27日、ウクライナのルステム・ウメロフ国防相とその代表団はソウルで韓国の尹錫悦大統領と会談したが、この訪問は武器支援を求めるのが目的だったとの報道がある。
2024年11月27日、韓国のソウルでは吹雪にもかかわらず、多くの韓国人がウクライナへの武器援助に抗議した。写真:AP
韓国大統領府によると、両国はロシアへの北朝鮮軍の派遣や両国間の技術・兵器移転活動に関する情報を交換した。
ウクライナ代表団は、申元植国家安全保障担当補佐官や金容鉉国防相らと協力し、ソウルとキエフ間の協力の機会についても協議した。
しかし、尹大統領のオフィスの外では、一団の抗議者が「ウクライナに武器を提供するな」と書かれた抗議の横断幕を掲げていた。
10月に行われたギャラップ・コリアの調査によると、韓国人の82%が北朝鮮とロシアの軍事関係を脅威とみなしているものの、同じ割合の人がウクライナへの武器を含む軍事援助の送付に反対している。
尹大統領は現在、国内スキャンダルのせいで支持率が記録的に低く、より大胆な外交政策を追求する権威が損なわれている。
「韓国は国内の支持がなければ軍事支援を行ってもほとんど利益が得られず、次期米国政権(ドナルド・トランプ氏)との関係が悪化する恐れがある」と、峨山政策研究所のヤン・ウク上級研究員は述べた。
一方、4月の総選挙で圧勝し韓国国会で多数派を占める野党「共に民主党」は、武器供給の可能性を否定しない政府を批判している。民主党は軍事援助に関するあらゆる決定は議会で可決されるべきだと要求している。
ロシアのアンドレイ・ルデンコ外務次官は、韓国がウクライナに武器を供給した場合、ソウルとモスクワの関係は「完全に破壊される」と警告した。
韓国は殺傷兵器は提供していないものの、爆弾処理車両や防弾チョッキなどの非軍事装備を提供してきた。しかし、北朝鮮がロシア支援のため数千人の兵士を派遣したとの報道を受けて、同国は将来的に武器を提供する可能性を否定していない。
ホン・ハン(CNA、ロイター通信による)
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出典: https://www.congluan.vn/nguoi-dan-han-quoc-bieu-tinh-phan-doi-vien-tro-vu-khi-cho-ukraine-post323254.html
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