ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は12月26日、メディアに対し、米国が本当に本気なら、ワシントンが最初にシグナルを送らなければならないと強調した。
ロシア外務大臣セルゲイ・ラブロフ
ロイター通信はラブロフ外相の発言として、「ウクライナでの特別軍事作戦以来中断されていた対話を再開するという米国の新チームからのシグナルが真剣なものであれば、当然我々は対応する」と伝えた。
これに先立ち、ドナルド・トランプ次期米大統領は12月22日に開催されたアメリカフェスト2024カンファレンスで、ロシア・ウクライナ戦争の解決に向けた決意を表明し、ロシアのプーチン大統領との交渉を待っていると発表した。米国の次期大統領も、できるだけ早くプーチン氏と会談したいと考えている。
ウクライナに関しては、ラブロフ外相は、ロシアのプーチン大統領が紛争解決に向けた協議の開催にモスクワは前向きであると繰り返し表明してきたことを想起した。ラブロフ外相は、ロシアはトランプ氏のチームが「紛争の根本原因に取り組む」ことを期待していると付け加えた。
しかし、ロシアの最高外交官は、同国は協議が「有意義」なもので、紛争の根本原因とプーチン大統領が今年初めに示した原則を考慮した場合にのみ協議に応じるだろうと指摘した。プーチン大統領は11月、ロシアはトランプ大統領とウクライナ停戦について協議する用意があると強調したが、領土に関する大きな譲歩はしないとし、キエフに対しNATO加盟の野望を断念するよう要求した。
ラブロフ外相は、ウクライナでの停戦は何も生まないだろうと述べた。 「ロシアの安全と、もちろん近隣諸国の正当な安全保障上の利益を確保するためのあらゆる条件を扱った最終的な法的合意が必要だ」と彼は述べた。
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出典: https://thanhnien.vn/nga-bat-den-xanh-ban-bac-voi-ong-trump-ve-ukraine-185241226204602595.htm
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