「北大西洋理事会は、イエンス・ストルテンベルグ氏の後任として、オランダのマーク・ルッテ首相をNATO次期事務総長に任命することを決定した。ルッテ氏は、同盟を率いた10年間のストルテンベルグ氏の任期が終了する2024年10月1日から事務総長に就任する」とNATOは声明で述べた。
オランダの首相マーク・ルッテ。写真:ロイター
昨年、ルッテ首相は首相就任への関心を表明した後、米国、英国、フランス、ドイツを含む同盟国の主要国からすぐに支持を得た。
ストルテンベルグ氏は、オランダ首相が後任に選ばれたことを温かく歓迎すると述べた。 「マークは真の大西洋横断主義者であり、強いリーダーであり、合意形成者だ。私はNATOを責任ある手に委ねると確信している」と彼は語った。
NATOは合意に基づいて決定を下すため、首相として14年近く務めた後オランダ政界から引退したルッテ氏は、NATO加盟国32カ国すべてが同氏を支持した場合にのみ承認される。
ルッテ氏は、ロシアとの紛争においてウクライナに対するNATO同盟国の支援を維持するとともに、NATOがモスクワとの戦争に直接巻き込まれるのを防ぐといった課題に直面することになるだろう。
また、NATO懐疑派のドナルド・トランプ前米大統領が11月の米大統領選挙後にホワイトハウスに復帰する可能性にも直面することになる。
トランプ氏がホワイトハウスに復帰する可能性はNATO首脳らを不安にさせており、元共和党大統領は、同盟国が攻撃を受けた場合、米国が援助に駆けつける用意があるかどうか疑問視している。
ホアイ・フオン(ロイター通信による)
[広告2]
出典: https://www.congluan.vn/nato-chon-thu-tuong-ha-lan-lam-lanh-dao-moi-post300889.html
コメント (0)